子犬の社会化にドッグランを使わない方が良い3つの理由
2011 / 08 / 31 ( Wed ) 子犬を犬同士の社会化をさせる場所として
ドッグランを利用する方が増えています。 犬を飼ったら犬同士自由に遊ぶ姿を見たいと思いますね。 しかし散歩デビューをして間もない子犬をランに入れるのは少々危険が伴います。 また、ドッグラン(以下ラン)は少し特殊な場所なので 子犬の社会化をする場所としてはオススメされません。 これは以下の理由によります。
ランは毎回雰囲気が違うランは利用している犬たちによって都度雰囲気が変わります。 やんちゃな子たちが利用している時間のランでは 激しい遊びに巻き込まれたりしますし マイペースな子たちが利用しているランでは ゆったりした時間が流れます。 ケンカをしやすい子がいたらケンカも始まることもありますし、 ランは1秒たりとも同じ時間が流れないと言われます。 このランの目まぐるしい雰囲気を読むのは 一般の飼い主さんには難しい場合も多く (特に子犬の飼い始めというのは初心者さんが多い) 初めての子犬を入れるタイミングというのがつかみにくいです。 急に激しい子の中に入れられたらトラウマになってしまうこともあります。 特に臆病な子はトラウマを作りやすいです。 ランは知らない犬がたくさんいるランは成犬、子犬、大型犬、小型犬様々な犬がいて、 不特定多数の犬が一定の狭い場所に集まるという特殊な場所です。 その一頭一頭の性格を把握することは難しく、 相性が合わない子というのもいます。 子犬の社会化という面ではやはり最初は同じくらいの月齢の子と 遊ばせるのが無理ないと言えます。 ランは子犬の性格によっては刺激が強すぎる知らない場所で知らない犬に囲まれるというのが 子犬にとっては刺激が強すぎるということがあります。 打たれ強く、明るい子、親兄弟としっかり社会化できていた子は こういう場所でも初めから問題なく遊べる子もいるのですが、 臆病な性格の子はランでの出来事が刺激が強すぎて マイナスに働いてしまうことがあります。 子犬が犬同士の社会化をする際的な場所とは以上の理由からランは子犬の社会化目的では 少し利用しづらいのです。 (中にはすぐに順応してどんな子とも遊べてしまう子もいるのですが) 子犬だけの集まりであるパピーパーティに行けるようなら そちらで犬との遊びを学んでから ドッグランデビューをするようにした方が良いでしょう。 パピーパーティはトレーナーがそれぞれの子犬の性格、遊び方などを把握していて、 月齢も同じぐらいの子が多いのでトラブルが起きにくいという利点もあります。 トレーナーが一頭一頭の様子をコントロールしているので秩序も保たれます。 ここがランとパピーパーティの一番の違いです。 ドッグランは飼い主さんが「犬を自由に遊ばせるところ」と考えていることも多く、 一頭一頭コントロールされていないので必然的にトラブルも多くなるのです。 また、子犬がドッグランデビューする場合は
社会化期の子犬は良くも悪くもとても多感な時期です。 良い経験を積ませてあげられるように シチュエーションを整えてあげることも飼い主さんの役目と言えます。 この記事を読んだ人は次のエントリも読んでいます。 |