FC2ブログ
ミニチュアシュナウザーの愛犬が「肥満細胞腫」になった話①
2019 / 04 / 15 ( Mon )
愛犬が肥満細胞腫になったため、前回の続きですが記録として
残しておきたいと思います。

同じ悩みを持つ飼い主さんへ参考になれば幸いです。

肥満細胞腫のグレード


肥満細胞腫は腫瘍の周囲の組織に浸潤する腫瘍
(根っこが伸びている様な状態)のため、
かなり大きく周囲を取って切除する必要があります。

愛犬は元々肥満細胞腫ではないとの判断(細胞診でわからなかった)だったため、
局所麻酔を使用した小さい範囲の摘出でした。

これでは根っこの部分が取り切れておらず、再発する可能性が残っています。

摘出したおできは病理検査の結果、腫瘍の悪性度を示すグレードはⅡ
(※Patnaik分類Ⅰ~Ⅲまで。Ⅲが最も悪性度が高い)。
別の指標(※Kiupel分類。低か高の2分類診断)では低グレードでした。

グレードⅡとⅢでは予後が大きく異なるため、
余命数か月…というような状況ではないこと、
再発や転移の可能性もⅢと比べて低いとお話しされました。

こちらのの病院では様子見と定期検査を最もおすすめされましたが、
どうしても取り切れていない部分が気になります。

今後の相談も兼ねてセカンドオピニオンとして
腫瘍認定医の先生のいる病院を受診することにしました。

今まで見てくださった先生に申し訳ない気持ちもあり、
セカンドオピニオン受診は少しためらいがありましたが、
セカンドオピニオン受診をする旨を先生に伝えたところ
協力できることはするので言ってくださいと、快く承諾して頂けました。

セカンドオピニオン受診


セカンドオピニオンに病理検査の結果を持って行ったところ、
「グレード的にそこまで深刻な物ではなさそうだが、
肥満細胞腫はリンパの転移や脾臓への転移がとても怖い」
とのお話をお伺いしました。

治療法としては「このグレードで今の段階では抗がん剤は使用しない方が良い。
ステロイドや分子標的薬(肥満細胞腫に効果が期待できる薬)を
今から使用することもできるが、
まずは広範囲(筋膜)を切除する再手術をした方が安心度は高い」とのお話でした。

飼い主的にもやっぱり取り切れていない部分が気になるので、
総合的な判断として前回の手術で取れていない分の再手術をお願いしました。

摘出した部位の病理検査で完全切除できていれば良いのですが…。

術前の検査は
  • レントゲン
  • 血液検査
  • エコー
  • 心電図
こちらは特に問題なく、内臓への転移もなさそうとの判断でした。

そして手術直前に、血が止まるかどうかの凝固検査を行い…手術。

手術は無事完了し、術後の経過も良好。2週間後に抜糸となりました。

ちょっと長くなってしまったので次回に続きます…。


Sponsored Links
安全性と栄養バランスに優れた無添加国産のプレミアムドッグフード 犬のことだけを考えて作った犬のごはん

テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット

17 : 00 : 00 | 愛犬との日常 | コメント(2) | page top
| ホーム |