犬のノーリードはどうしていけないのか、しっかり考えよう!
2010 / 10 / 13 ( Wed )
わんこに対する間違った愛情の一つが「ノーリードでの公道の散歩」です。

「リードに繋がれたまま歩くなんてかわいそう!
「うちの犬はしつけが完璧だから離しても大丈夫」
と公道でのお散歩ノーリード派はいいます。

なんだかわんこを間違った方向に愛してしまい、
「犬主体の考え」になってしまっています。

わんこのノーリードは基本的に
「ノーリードの許可された、逃走の恐れのない場所」
に限り行える物です。
県や市の条例で制定されていたり、動物愛護法に記されています。

ドッグランや私有地など限定された場所ではノーリードは禁止されません。

しかし条例違反以外の理由では、ノーリードがどうしてだめなのか、
そこまで考えている人はあまりいないのではないかと思います。
そこで、今回は「ノーリード」がどうしていけないのかについてお話します。

  • リードは犬と飼い主さんを繋ぐ架け橋
  • すべての人が犬好きではない
  • 事故はいつどんな時に起こるか分からない

リードは犬と飼い主さんを繋ぐ架け橋


リードはわんこと飼い主さんを繋ぐ架け橋であり、命綱である大切な物です。
言葉とともに指示も伝えられます。
繋がれているので迷子の心配もありません。

逆にノーリードは指示が通りにくくなります。
(プロの訓練でもノーリードの状態で指示を通す方が高等訓練となります)
逃走の危険も高くなります。

確かに飼い主さんとわんこは絆で結ばれてる、と言えそうですが
目に見えないそのリード、やっぱり不安ではないでしょうか?

車が通っている公道でリスクを冒してまでノーリードにする意味はあるのでしょうか。

すべての人が犬好きではない


世の中には本当にわんこが苦手な人がいます。
自分のわんこが可愛くてつい盲目になりがちですが、
その可愛いわんこがまるで猛獣のように見えてしまっている人もいるのです。

その人たちから見たら大きかろうが小さかろうが犬は苦手な対象です。
触ることはおろか、近寄るだけで逃げ出したくなってしまう人もいます。

そんな方々に「うちの子は噛まないから大丈夫よ~」なんて言いながら
ノーリードのわんこをけしかけたらどうなるかわかるでしょうか。

「犬への恐怖」「犬を飼っている人のマナーの悪さ」が
より染みついてしまうでしょうね。

今の世の中どんな人がいるのかわからないので
逆に危害をくわえられてしまうことだってあります。
(人懐っこい性格で人に近付いて行ったら蹴り飛ばされたという
悲しい話も聞いたことがあります)

しつけが出来ていないわんこがノーリードにされていたら、
犬を連れた犬好きな人にも脅威となります。

向こうがケンカをしかけて襲ってくる可能性があるからです。
ノーリードの犬を見かけたら基本的に避けてくださいね。
(私はしつけのされていないノーリード犬に襲われたこともあります)

余談ですが、人ごみの中でノーリードではなく伸縮リードを使い、
犬を自由にさせている飼い主さんがいますが、
これは上記の方々にとってはノーリードと変わらない場合があります。
こちらのリードも注意して使いたいですね。

事故はいつどんな時に起こるか分からない


noread.jpgノーリードとなった瞬間、わんこを制御できるのは飼い主さんの指示のみとなります。リードと言う抑えがなくなったので、暴走の危険も併せ持っていることを理解しましょう。

聞いたことのない大きな音が急に鳴ってパニック状態になったり、オス犬は発情中のメス犬が通ったりすると、指示を聞けなくなることもあります。

なかなか一般家庭のわんこで発情中のわんこを誘惑にしてまでトレーニングをしてる人はいないですよね…

確率としては低いですが、自然災害が起きるなんてこともあり得ます。
地震になった時の愛犬の反応はわかりません。
しかし、どんなことが起こるかなんて、誰にもわからないのです。

トレーニングにおけるノーリード


ノーリードでも言うことを聞けるというのは
トレーニングにおける完成系の一つです。
「ノーリードでのツイテ」(紐無脚側行進)など、訓練の項目にもあります。

このノーリードはあくまでも
「リードがない状況でも人の言うことを聞ける」という
一つの大きな指標を確認するために行うものです。
使役犬ではノーリードで指示を聞けるということは必須です。

しかしこのトレーニングが出来ているからと言って
残念ながらノーリードでのお散歩が許可されるわけではないのです。

一人がノーリードにしたらみんながノーリードにしたくなります。
しかし、そのすべてのわんこが完璧なトレーニングをされているとは限りません。
暴走するわんこも、迷子になるわんこも出て来てしまうかもしれません。

ノーリードまでトレーニングが出来るようになったら
上手なお散歩を行ってマナー普及に努めてみてはどうでしょうか。

犬の苦手な人から見たらそのわんこが
「トレーニングされていてノーリードでも飛びついてこない」
なんていうことは全く分からないのです。

繋がれっぱなしじゃかわいそうという愛犬家の気持ちもわかります。
なのでノーリードでも大丈夫なドッグランに連れて行き、
たくさん走らせてあげてはどうでしょうか。

公道でのノーリードはリスクが高すぎます。道路は公共の物です。

危険のない私有地でノーリードにする場合も呼び戻しができないと迷子になってしまいます。
呼び戻しや危険と遭遇した際のマテが出来ない場合のノーリードは愛犬を危険にさらします。
それでもノーリードにする場合は自己責任と言えます。
しっかりと飼い主さんの監視下に置ける距離を保ってください。

愛犬がは自由に走り回る姿を見るというのは
飼い主さんにとって、最も嬉しい時でもあります。

すべての人がニコニコ出来るようにしっかりとマナーを意識してわんこと歩きたいものです。

12/13:追記&修正いたしました。



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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

10 : 13 : 34 | マナー | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
コメント
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はじめまして
>どんなにトレーニングされているわんこでも、ノーリードとなった瞬間から暴走の危険も併せ持っていることを理解しましょう。世の中には本当にわんこが苦手な人がいます。


盲導犬を否定されているようですね。

ノーリード反対など言わず一匹でもBH
(ベーハー)試験に合格出来るように
躾しましょうというのが本物のドッグ
トレーナーだと私は思います。



by: 美由紀 * 2010/12/11 00:32 * URL [ 編集 ] | page top
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>>美由紀さん
初めまして。
盲導犬を否定はしません。
>どんなにトレーニングされているわんこでも
という極端な文面からそうとらえてしまったとしたら申し訳ございません。
また、修正して記事をあげさせていただきたいと思います。
ご意見ありがとうございます。

ノーリードとなっても言うことの聞ける犬というのはそれは素晴らしいものです。
私もノーリードでのトレーニングは場所によっては行います。
ノーリードでも出来るというのが最終的に動作の完成だと思うからです。
そういった子が増えてくれるというのは、
もっと素晴らしい犬と人との関係が築けると思います。

しかし、今回目を当てたかったのは“ノーリードの散歩”であり、
“本当に犬が苦手な人”のことでした。
私の知り合いにはリードが付いている普通の犬でさえ、大周りに迂回して通るほど
犬が苦手な方がいました。そんな方からしたらどんなに訓練された犬でも
「リードが付いていない=こっちに来るかもしれない」という恐怖感があるでしょう。

私はそういった人にも犬のことを好きになってもらいたい、
好きにならなくとも嫌わないでいて欲しいです。
なので最低限でも犬を飼っている人がマナーを守ってもらいたい、と思うのです。

なのでノーリードに対して今回このような記事を書かせていただきました。
言葉足らずで不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
by: meg * 2010/12/13 10:30 * URL [ 編集 ] | page top
--ノーリード--

条例云々ではなく、私はイヌに許された場所以外でノーリードにする事は反対です。
ウチのは現在は引退して居りますが5年前までAAA、AAT、AAEでした。雑種の保護犬です。幼い頃には聴導犬にスカウトされた程の逸材です。躾け以前の持って生まれた個体の素因が恵まれて居たからこの拙い飼い主でもここまでこられたとめぐり合わせに感謝致しますが、彼女は飽くまでイヌなのです。
良くウチの子は絶対大丈夫、という飼主が居りますが、絶対などないのです。完璧は無い
と思っています。何故なら、私達人間にも絶対、完璧、という言葉は当て嵌まらないから。
増して飽くまでイヌはイヌです。そして私も時々錯覚をしてしまいますが、自分がイヌを大好き故、世の中の人々全てが犬好きなわけではなく、昨今はアレルギーの方もおいででしょう。一部の飼主のマナーに因り益々他のイヌ嫌いの人々の気持を助長させたくはありません。イヌのノーリードは反対です。リードは彼女と私を繋ぐ命綱だと認識して居ります。
by: YA * 2011/01/31 19:31 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: ノーリード--

>>YA様
こんにちは、ご意見ありがとうございます。
その通りですね、わんこは「生き物」なので「機械」と違い
読めない行動が出ることもありますよね。
そういった危険から守ってあげられるのもリードだと思うのです。

公園に行ってノーリードのわんこが多いことに驚きます。
「ノーリード禁止」と書かれている場所で「ノーリード」している方とわんこというのは
襲いかかってきたり、とっさの指示が聞けない… ということが多いように思います。
私も自分のワンを守りたいため、正直そういったマナーのない飼い主さんのわんこは怖いです^^;

>>リードは彼女と私を繋ぐ命綱
まさにその通りですね。リードはその存在以上に色々な「安全」を自分たちにも周りにも
提供しているのだと思います。
by: meg * 2011/02/01 10:23 * URL [ 編集 ] | page top
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