犬の多頭飼育を始めるその前に…知っておきたい5つのこと
2010 / 12 / 14 ( Tue )
たくさんのわんこに囲まれて暮らす、愛犬家の憧れですね。
しかし、多頭飼育は問題となることが多い飼育だったりします。
多頭飼育を始める時に、ぜひ守ってほしいのが下記の5つです。
  • 犬の気持ちをしっかり考えること
  • 先住犬のしつけが出来ていること
  • 先住犬を優先すること
  • 犬同士の世界、犬と人の世界があることを知ること
  • 健康面の管理をしっかりすること

犬の気持ちをしっかり考えること


tatou.jpgなぜ、多頭飼育をしたいのかもう一度考えてみましょう。

確かにたくさんわんこがいると楽しいですね。

しかし、わんこが寂しそうだからとお友達を与えるような形で多頭飼育を始めようと考えてはいないでしょうか。

わんこはもともと飼い主さん一筋な性格です。

そこに突然ライバルが現れるのです。
一人っ子が長い子だと、その衝撃はすごい物があるでしょう。

他のわんこと仲良くできているから…という子も
家の中で、家族となったわんこにとっては態度が変わることがあります。

わんこは群れの中で優劣をつけたがる生き物です。
この権力争いが常に続き、
結局片方を里親に出してしまったというような話はたくさん聞きます。

多頭飼育を始めたことが先住犬にとってはストレスとなることがある
ということを、忘れないでください。

しかし中には親子のように可愛がるわんこもいるので
やはり多頭飼育にはその子の持っている性格や犬種で
向き・不向きという物があると思います。

ビーグルなどの間接狩猟犬、そり犬などの作業犬は群れで協力して
作業を行っていたこともあり、多頭飼育には比較的向いているようです。

反対に、闘争本能の強い闘犬、番犬、気の強いテリア種などは
単独飼育の方が好ましいようです。
また同性同士や同じ犬種などは差がないためケンカになりやすいようです。
※個体差はあります。

先住犬のしつけが出来ていること


今いるわんこのしつけが出来ているかが重要です。
例えば吠え癖のあるわんこが先住犬だったら、
あとから来る子も真似して吠えるようになるでしょう。

多頭飼育のわんこを見ていると、犬同士の教育というのはやはりあるようです。
良いところも、悪いところも同じわんこ同士学びやすいのですね。

吠え声も二倍です。苦労も二倍です。
しっかり考えてみてください…大丈夫でしょうか?

先住犬を優先すること


新しく来た子犬を構いがちですが、ご飯や触る順番など先住犬を優先してください。
子犬ばかりに注目が行くと、まず先住犬はストレスで体調を崩すことがあります。

飼い主さんの愛情が自分に来ないのではないかと不安になっているはずです。
コミュニケーションを取る時間というのを必ず作ってあげるようにしましょう。

犬同士の世界、犬と人の世界があることを知ること


わんこが2匹になると必ず人と犬との関係の他に「犬の世界」という物が出来ます。
わんこ同士でケンカもするでしょうが、これは犬の世界で必要なことです。

飼い主さんが介入し過ぎると、余計ねじれることがあるので
犬同士任せてあげた方が良い場合もあります。
(一方的にいじめられているなどの場合は止めさせてください)

体力差がある場合は、遊んでいる時に小さい子は疲れてしまいます。
逃げられる場所などを作ってあげてください。

犬同士の世界に入らせすぎると、
今度は新しく来た子が人とのコミュニケーション不足になります。
先住犬、新入り犬とそれぞれしっかりとコミュニケーションやしつけを行うようにしましょう。

健康面の管理をしっかりすること


多頭飼育になるとトイレが共用になったりし、1頭1頭の健康管理がしづらくなります。
誰がした排泄物なのかわからないなんてこともあります…。

出来るだけ排泄は飼い主さんが見ている時にさせるようにしましょう。
コマンドでの排泄が出来ると便利ですね。

また、競争意識から食欲過多になることもあるので、
フードの給餌量には気をつけてください。

1頭が感染症になるともう1頭も…と病気が伝染しやすいので
より感染症の予防には注意が必要です。
医療費も多頭になると高額になります。

多頭飼育は楽しさも苦労も飼育した頭数分になります。
安易な気持ちで始めることだけはしないでくださいね!

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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

10 : 27 : 26 | 犬との生活 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
コメント
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こんばんわ^^
初めてコメントします、よろしくお願いします。

我が家には、フレンチブルドックの♀(5歳)がいるのですが、約1か月前に
ペットショップで、同じくフレンチの赤ちゃん♀を購入しました。

ホントに何も考えず、新しい家族を迎えたい気持ちだけで
簡単に購入を決めてしまいました。

でも、今、先住犬のさくらの様子がおかしく、
どうしていいのかわかりません。

まず、下痢が1週間ほど続いてるのと、
時々嘔吐します。
それから、いつもの食欲がありません。
病院にもつれて行きましたが、整腸剤をもらい、飲ませてますが、一向によくなりません。
トイレも、今までシートでしていたのに
あちこちでしています。手足を真っ赤になるまで
なめ続けてます・・。

こちらのHPを見て、やはりこれは、
赤ちゃんフレンチをいきなり連れてきたことによる
ストレスなのかなーと思いましたが、
どうしていいのかわかりません。

赤ちゃんフレンチ・・ももといいますが、
ももは、今3か月で、甘噛みをします。
さくらを追いかけて、噛みつこうとするので、
ももをゲージから出すと、さくらは逃げ回ってます。
これが原因の一つ?かとも考えますが、
ももをゲージに入れっぱなしにすると、
今度はもものストレスにもなりそうだし、
噛むことを怒ったりしてはいるのですが、
まだ分からないのか、なかなかやめません・・・。

さくらの様子が、とにかく以前のような無邪気さを失ってて、
見ていてつらいです。
さくらの気持ちを考えず、ももを連れてきたことを
後悔しますが、と同時にもものことも
とても可愛くて、家族の一員として
みんなでずっと一緒にいたいとも思うのです。

家族のさくらに対する愛情は
まったく変わらないということを、
どうやったら伝えることが出来るのか、
教えてください・・・。




by: まゆみ * 2012/06/08 23:02 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

>>まゆみさん
こんにちは、御相談ありがとうございます^^

さて、先輩犬さくらちゃんと後輩犬ももちゃんのお話ですね。
さくらちゃんの症状はやはり、ももちゃんが来た事によるストレスだと思います。

さくらちゃんは他のお家のわんこに対してはどんな態度を取るでしょうか?
逃げ回ってしまうでしょうか?それとも仲良く遊べますか?
ももちゃんに抵抗をしないところからさくらちゃんは大人しいタイプのように感じます。

ももちゃんの犬同士の遊び方は子犬としては正常です。
追いかけっこや甘がみをしてしまって、相手の犬に不快感を与えたら
相手の犬が「これはしてはいけないよ!」と叱って、子犬は犬同士の遊び方を学習します。

生まれてから子犬同士である程度この遊び方を学ぶのですが
あまりにも過剰な場合はももちゃんが
ペットショップに来るのが早すぎて子犬同士の遊び方を
学べていないことが考えられます。

この場合さくらちゃんには今のももちゃんがちょっと荷が重すぎるかもしれませんね。

そのため、まずは生活スペースを隔離して、
さくらちゃんにはまず落ちついた日常を取り戻してもらい、
ももちゃんにはパピーパーティなどへ赴き、
子犬同士の遊びを学んでもらいましょう。

お家ではももちゃんは
有り余るパワーをまゆみさんと二人の遊びで解消し、
さくらちゃんはゆっくりと落ちついた時間を過ごしてもらうようにしてください。

そして、ももちゃんに少しずつさくらちゃんを追わないように
コントロールの仕方を教えていきます。
ももちゃんが追ってきてもまゆみさんの指示で止めてもらえるとわかれば
さくらちゃんは安心するはずです。

また、さくらちゃんの逃げ場所としてクレートなど用意してあげてください。

まずはマイナスな二人の状況を0に戻す所から始めて行きましょう。
焦らずさくらちゃんの体調を一番に考えてあげてくださいね。
by: meg * 2012/06/11 10:02 * URL [ 編集 ] | page top
--心配です。--

初コメです。うちは新しく仔犬を迎えようとしているのですが、先住犬と(10ヶ月トイプードル♀)マルチーズの男の子2ヶ月を緒に飼育していいのでしょうか?二匹の相性はいいのですが、ワクチンが終わっていない子と一緒にするとマルチーズのほうに病気がうつらないか心配です。
by: キキ * 2014/02/13 14:22 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: 心配です。--

>>キキさん
初めまして!
一般的なお話をまずしますと、
ショップ・ブリーダー・獣医は万が一があるので
おそらく接触は避けるように言われるかもしれませんが、
トレーナーは社会化を重視し
他犬との機会を少しでも多く持たせたいと考えますので
接触をさせると思います。

私個人の考えとしては、
トイプーちゃんがワクチンを接種していて
感染の疑いがない事、外に出た時は足など洗う事(体は拭く程度)
の確認が出来ていれば少しずつ接触を持たせます。
もし先住犬との接触がだめなら
人も外に出ているのですから、
毎回厳重に消毒をしなくてはいけませんよね。
なので、そこまで神経質に考えなくても良いと思います。

ただ、どちらにも「絶対」はないので
ご判断は飼い主さんにお任せと言う形にはなってしまいます。

参考になれば幸いです。
by: meg * 2014/02/13 17:51 * URL [ 編集 ] | page top
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