犬の多頭飼育を始める際に考えたい“相性”のこと
2011 / 01 / 26 ( Wed )
さて、今回は多頭飼育における新入り犬と先住犬についてのお話です。
多頭飼育における犬種の選択についてを考えたら
次は先住犬との相性を考えてみましょう。
  • 体格の相性
  • 運動量の相性
  • 性別の相性
  • 年齢の相性

体格の相性


tatou3.jpg先住犬が小型犬の場合、新入り犬が大型犬の子犬だと新入り犬がじゃれただけでも先住犬にとってはストレスとなり得ます。

どんどん大きくなる新入り犬が先住犬にケンカをしかけたりしやすいケースと言えます。

逆に先住犬が大型犬で、新入り犬が小型犬の場合はちょこまか動き回る新入り犬を見て先住犬がストレスを感じることはあり得ますが、ケンカなどの問題に発展することは少ないです。

どちらの場合も体格差があまりに大きいと
大型犬側に悪気はなくとも、ちょっとじゃれついた、
踏んでしまったなど事故が考えられますので慣れてくるまでは十分な注意が必要です。

体格差があってもうまくいく場合もありますが、
同じぐらいの大きさの方が上記のような問題は少ないと言えるでしょう。

運動量の相性


犬種によって必要とする運動量、持っている体力が違います。
あまり動くのが得意ではない犬種(例えば短頭種)と
運動能力抜群の犬種(例えばボーダーコリーやジャックラッセルテリアなど)が
一緒に遊んでいた場合、体力のない方がどうしても疲れてしまいます。

対等に遊べる体力の子を選ぶか、
体力差がある場合は体力のない子が逃げ込める場所を作ってあげるなど
守ってあげることも考慮しましょう。

性別の相性


個体差はありますが、一般的に同性よりも異性同士の方が
うまくいく場合が多いようです。

これは異性同士の方が階級付けの意識が働きにくいためと言われます。

特にオス同士はランク付けにこだわりますので争いが起きやすいです。
メス同士は上手くいく場合も多いのですが、
一度争いが起きると修復が難しい傾向にあります。
(なんとなく人に近い物がありますね^^;)

年齢の相性


年齢が近すぎると子犬期やシニア期などお世話に時間がかかる時期が被るため
飼い主さんの負担が大きくなります。

逆にシニアになってゆったり暮らしているわんこのところに
元気の良い子犬が来た…という年齢差がありすぎる場合も
シニア犬にとっては迷惑となってしまいます。

また、余談ですが同時期に飼い始めると
亡くなる時期も同程度の時期と考えられます。
一気に2頭のわんこに旅立たれてしまうと
飼い主さんのペットロス症候群はさらに深い物となってしまいます。

そのため年齢差の理想は飼い主さんにとっても
わんこ達にとっても4~5歳ぐらいと言われます。



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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

11 : 03 : 10 | 犬との生活 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top
コメント
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by: * 2012/03/07 05:39 * [ 編集 ] | page top
--Re: 突然、すみません。--

>>Iさん
こんにちは、ご相談ありがとうございます。
(話が逸れますがうちのシュナもニコという名前なのでちょっと親近感です(笑)

ご相談読ませていただきました。
突然始まった多頭飼育に焦る気持ちもわかります。
しかし、まずは落ち着いてください。
犬が苦手なポン君をニコちゃんにゆっくり慣らすことが本当に大事です。
そしてニコちゃんも社会化の大事な時期ですので、
ニコちゃんはポン君と全く別としてしつけや社会化をしっかりと行ってあげてください。
2匹を分けて考えてあげてくださいね。

さて、ポン君ですが、まだニコちゃんに会わせる段階ではないと思います。
ニコちゃんのにおいや音に慣れることから始めた方が良いので
今行っているケージに目かくしの状態で良いです。
可能であれば飼育スペースは分けてあげた方が良いでしょう。
まずは「ニコちゃんに慣らす」「仲良くさせる」ではなく
「家に他の犬がいるという状況」に慣れさせるようにするのが目標です。
今まで6年間他の動物が家にいるということがなかったのですから、まずはそこからです。

しかし多頭飼育がうまくいくかは相性や性格にもよるため、
もしもの時は今後分けて飼育するという考えを持っておいた方が良いと思います。

ポン君は現在ニコちゃんが来たことによる大きなストレスを抱えていると思います。
ニコちゃんが来たということを嫌なイメージにさせないためにも、
いつもよりも多く遊んであげたり、お散歩をたくさんしてあげたり、
ポン君がニコちゃんのケージの近くにいても吠えなかったらおやつをあげたり・・・
今まで以上に「良いこと」があるようにしてあげてください。

それと並行して、ポン君のトレーニングをしていった方が良いと思います。
リードを持っている時には他犬に強気で、ランでは弱気になるというのは
自分に自信がないので飼い主さんに依存していると考えられます。
他犬が来た時に吠える前に指示を出して、落ち着かせることは出来ますか。
自ら落ち着くことをポン君が学べると、自信に繋がります。

私は現在の活動をブログに置いているため、
残念ながら実際にポン君とニコちゃんの様子を見る事が出来ません。。。。
合致したアドバイスは出来ていないかもしれませんので、
実際にトレーナーに来ていただくのがよいと思います。

本筋とはそれますが、繁殖されることはどうか控えて頂ければと思います。
生まれた子犬すべてに責任が持てますか?
ブリーディングという物はプロのブリーダーが何代もの血統、病気、性格などを考慮し、行う物です。
ショップで購入できる犬というのは繁殖には向かない個体です。
また、交配自体オス犬、メス犬共に大きな負担がかかります。
ポン君はヘルニアも持っているのでそもそも交尾をすることが他の犬より大きな負担です。

多頭飼育でどちらも避妊去勢をしていないと、
発情時に交尾できない事がどちらにもストレスになります。

いずれにしろ異性同士の多頭飼育の場合は
避妊去勢は今後必ず考えなくてはならない事です。

厳しい意見となりますがどうか繁殖については今一度お考えいただければと思います。

ご参考になれば幸いです。
by: meg * 2012/03/07 10:30 * URL [ 編集 ] | page top
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by: * 2012/03/08 03:42 * [ 編集 ] | page top
--Re: Re: こちらこそ、ご相談に乗ってくださってありがとうございます。--

>>Iさん
こんにちは、お話読ませていただきました。

文章からとってもポン君にもニコちゃんにも愛情を持って接して、
そして深く二匹のことを考えてくださっていると感じられます。

突然意図せず多頭飼育が始まるってことも実はよくあることです。
どうかご自分とお父様を責めないでくださいね。
(我が家でも意図せず捨て猫を拾ったりでしたので・・・^^;)

問題点は今3つありますが
・ポン君が他の犬に吠えること
・ポン君がニコちゃんに慣れないこと
・ニコちゃんのこれから
この3つは分けて考えた方がよいと思います。

ポン君がニコちゃんに吠えるというのは散歩で出会う他の犬に吠えるのとは
ちょっとわけが違うため分けて考えた方がよいです。

ポン君が今ニコちゃんに吠えているのは
家の中で不審な音がする、不審なにおいがするので
いつもに増して神経質になってしまっているのもあるでしょう。
見えないストレスもあり、落ちつけていない。

またこれはニコちゃんにも言える事で
来て数日でバタバタ色々なことがあり、住む場所も落ち着かないと
やはりストレスになります。

ポン君が「自ら興味を持って近づけるようになる」というのが一番です。
こちらからいきなり近づけると多分うまくいきません。
また、自分のテリトリー内(この場合1F)に不審な者がいるという状況は
最も警戒心が強まります。
そのため、ニコちゃんをポン君の生活スペースの中に今の段階でおく必要はないので
ニコちゃんのスペースはしばらく2階にした方がよいと思います。
そしてニコちゃんのにおいのついたタオルなどを1階に持っていき、
ポン君ににおいに慣れてもらうなど、段階を踏んでください。

ニコちゃんに関しては、お散歩やパピーパーティなどで
ポン君以外のわんことしっかり社会化をさせた方がよいです。
ニコちゃんは子犬のなのでとっても柔軟に色々な物を覚えてくれるでしょう。
多頭飼育の場合先住犬が吠える子だと高確率で後輩犬も吠えるようになるので
悪い学習をさせないためにも、そこは気をつけた方がよいです。

今回このような慎重な慣らし方を提案させて頂きましたが、
多頭の慣らし方というのは本当に様々ですので、
2匹の様子を見ながら進めてみてください。

多頭飼育は本当に十人十色でその日から会わせてしまっても一緒に眠る子もいれば
いつまでたっても慣れない子もいます。
私の知っているシュナ飼いさんに3匹いて一番下の1匹だけが
どうしても仲間として受け入れられずご実家に預けたという方がいます。
2匹はうまくいっても3匹目はダメだった・・・。
本当にその子の性格、相性などが大きいので、もしどうしてもダメだった場合は
妹さんのお家で幸せになってもらうのも一つの手段です。

その子のためを思ってする決断なのですから、それは咎められることではありません。
どうか、自信を持って彼らに接してあげてください!

繁殖に関してもご理解いただけて良かったです。
自分のうちの子供が見たい!というのはどの飼い主さんも思っていることだと思います。
ただ、純血種の繁殖というのは本当に難しい物なので・・・
そうですね、今いる子たちを十分可愛がってあげるというのが一番だと思います!

文面だけで実際に、力になれず申し訳ないです。
どうか素晴らしいトレーナーを見つけられて実際にお話を聞いてもらってください。
良い結果になる事を祈っています。
by: meg * 2012/03/08 11:11 * URL [ 編集 ] | page top
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by: * 2012/03/09 00:36 * [ 編集 ] | page top
--Re: 相談に乗って頂き、本当にありがとうございました。--

>>Iさん
こんにちは、前向きになってもらえてよかったです!
不安な気持ちというのはわんこたちに伝わってしまうので、
まずは飼い主さんの気持ちに切り替え、これが大事だと思います。

犬ではないのですが、我が家でも野性児のような子猫を拾って、全く懐かず
本当に慣れてくれるのか、うちに来たことが彼女を不幸にさせたんじゃないのかと
すごく悩んだことがあります。
犬でも猫でも1頭でも2頭でもやはり何かを育てるということは
どこかで絶対悩んでしまうものです。
でも悩んで考えたことにより、必ず解決口があると私は思います。

一つ追記で、しばらくしてポン君とニコちゃんを会わせる段階になった時は
ニコちゃんを抑えて(ポン君も落ち着かないようなら抑えて)
お尻のにおいをポン君に嗅がせるというようにしてあげてください。
あくまで年上のポン君を立ててあげて、犬同士の挨拶をさせてあげてください。
上手に出来たら吠える前に終了です。
動きまわったり、目があったりはポン君を興奮、警戒させてしまうので気をつけます。

最後になりますが、
ぜひポン君とニコちゃんに合ったトレーナーを見つけてあげてください!
多頭飼育に関する問題が得意なトレーナー、
他犬に吠える、他犬を怖がる問題が得意なトレーナーがいます。
実際に状況を見て頂くと、更に適切なアドバイスが得られると思うので
肩の荷が下りると思います。
上記のような挨拶の方法も実際に教えて頂けると思います。

どうぞ、頑張ってくださいね!
by: meg * 2012/03/09 11:33 * URL [ 編集 ] | page top
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