人のためにお仕事をする犬⑦~そり犬~
2011 / 03 / 01 ( Tue )
人のためにお仕事をしてくれているわんこシリーズ第7弾。

今回は日本ではあまりなじみはないですが
現在でも極寒の地では移動手段として重宝される
そりを引く“そり犬”についてお話します。

そり犬とは


そり犬とは馬などが生息出来ない極寒の地で
人間や荷物をそりに乗せて運ぶ仕事をしている犬のことを言います。

スノーモービルなどが発達した現在では
娯楽的な用途を含めて導入されることも多いようです。

1頭の犬がひける重量は自分の体重ほどで、
40kgの犬の10頭匹のそりだと400kgもの荷物を運ぶことが出来ることになります。

そり犬の功績


tarojiro.jpg日本の中で有名なそり犬と言えば映画にもなった「タロとジロ」ですね。
タロとジロは兄弟の樺太犬です。

南極観測隊の犬ぞり隊として南極へ赴き、犬ぞりをひいていたタロとジロですが、
悪天候などにより、人間だけ先に帰還。
タロとジロ達15頭の犬たちは基地に置き去りにされることとなりました。

1年後観測隊が再び南極を訪れた時に
生き残っていたのはタロとジロの二匹だけでした。

奇跡的に生還したタロとジロはその後再び基地でそり犬として活動しました。

世界的に有名なそり犬としては
1925年の冬にアラスカのノーム市でジフテリアが発生し、
血清を運ぶ際に活躍したそり犬がいます。

チームを引っ張ったリーダー犬の名前はバルト。

バルトたちが担当したルートは猛吹雪で最も困難を極めたルートでした。
この活躍により市民は伝染病の脅威から救われ、
ニューヨークのセントラルパークにはバルトの銅像が建てられています。

そり犬に使われる犬種


そり犬に使われた犬は主に下記の犬種です。
  • シベリアン・ハスキー
  • アラスカン・マラミュート
  • アラスカン・ハスキー
  • サモエド
  • 樺太犬
  • グリーンランド・ドッグ
など

エスキモードッグというのは北極地方で犬ぞりを行う犬の総称として用いられ
犬種ではありません。
そり犬はより持久力があり、よりスピードのある犬の作出を目指すため
それらの犬の雑種が用いられていることも多々あります。

現在のそり犬たち


そり犬たちも現在では一般家庭の家庭犬として飼われるようになりました。
その中の娯楽的な要素の中で犬ぞりを楽しむことが多いようです。

家庭犬として人気の出たシベリアンハスキーを筆頭に、
せっかくそり犬の仕事をしていたのだから犬ぞりの大会に出ようと考えたり、
雪のない地域ではギグレースなどのスポーツドッグとしても活躍しています。

極寒の地ではスノーモービルでは入れない場所などの移動には
現在でも犬ぞりが使われます。
機械と違い彼らは自らの判断をすることが出来るため、
クレバスを自らの意思で避けるなども行います。

かつて人と荷物を運んでいた彼らは
家庭犬として、スポーツドッグとして、使役犬として…
様々な日常にしっかりと溶け込んでいます。



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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

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