ドッグトレーニング理論①~強化子について~
2011 / 06 / 13 ( Mon )
ドッグトレーニングは犬の行動理論に基づいて行われます。
少し難しい話になりますが、
トレーニングの理論と用語についてもお話ししていきます。

今回は「強化子」についてです。

犬に教えたい行動を強化するために使う物を
行動学では「強化子」と言います。
つまり「ご褒美」ですね。

この「強化子」には二つの種類があります。
  • 無条件性強化子
  • 条件性強化子

無条件性強化子


無条件性強化子は犬が無条件で喜ぶ物のことです。
例えば
  • おやつ
  • 撫でられること
  • おもちゃ
  • においを嗅ぐこと
  • 遊び
など「本能的に犬が喜ぶ物・事」が無条件性強化子に当たります。

しかし中にはこれらの物が「喜ぶ物」に一致しない子もいるので
個体によって差があると言えます。
(例えばおもちゃが好きではない子には、おもちゃが無条件性強化子にはなり得ません)

条件性強化子


条件性強化子は元々犬にとっては意味のない物だったのが、
無条件性強化子や古典的条件付け(※過去の経験により条件反射的に起こる反応)
と結び付くことにより、強化子としての意味を持つようになった物を差します。

例えば
などが条件性強化子になります。

例えば褒め言葉「イイコ」の場合は・・・
何か行動をする→「イイコ」→おやつをもらえる
となりますね。

この条件を繰り返すと元々犬にとっては意味のない言葉だった
「イイコ」自体が「喜ぶ物」=「強化子」に変わります。

こちらの記事ではこの流れを砕いて説明しているのでご参考に

ちなみにこの条件性強化子を人に当てはめると「お金」が当てはまります。
お金自体はただの紙なのに、お金があると色々な物が手に入ることから
お金をもらうと人は嬉しく感じるのです(笑

2つの強化子の使い方


どちらの強化子もトレーニングの中で重要な役割を持ちますが、
動作を教えるのにはタイミングがとても重要です。

例えばオスワリをした時に無条件性強化子である
おやつをすぐに与えることは出来ますが、
犬が離れている場所で動作を教える場合(遠隔など)
行動を起こした瞬間におやつを与えることは難しいです。

そこで条件性強化子である「イイコ」や「クリッカーの音」を使うと
「その行動は合ってるよ!」と遠くからでも教えてあげることが出来るのです。

なのでトレーニングではこの「条件性強化子」をよく使います。

しかし、その子にとっての無条件性強化子を把握しないと
条件性強化子に繋げることが出来ないので
この二つの強化子の組み合わせは非常に重要な役割を持っています。

その子の「強化子」を作ること知ることが何かを教える時の重要な鍵になると言えますね。



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テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

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