ドッグトレーニング理論③~トレーニングにおける古典的条件付けの利用~
2011 / 06 / 20 ( Mon )
ドッグトレーニング理論②~条件付けについて理解しよう~」でお話しした
古典的条件付けについてさらに詳しくお話ししていきましょう。

古典的条件付けは
過去の経験における結果から条件反射的に起こる反応」であり、
シンプルな反応と言えます。

この古典的条件付け、ドッグトレーニングの中では「条件性強化子」に使用されます。
この二つを読んでいると理解できると思いますが(まだの人はぜひ読んでくださいね^^)
条件性強化子」は「古典的条件付け」を利用して作られています。

ベルの音を聞いたらよだれが垂れるようになったという「パブロフの犬
これに近い原理が「クリッカーの音」です。

そこで今回はクリッカーを例にとって
古典的条件付けと条件性強化子のお話をしてみます。

クリッカートレーニング自体がどういったものなのかについては
の記事で触れていますので、こちらもぜひご参考ください。

魔法の音クリッカー


koten.jpgクリッカーの音自体はただの「カチッ」という機械的な音です。

褒め言葉は飼い主さんから声をかけられるだけでも嬉しい子がいますが
(この子の場合は褒め言葉が無条件性強化子も兼ねています)
クリッカーの音というのはどの子にとっても最初はまったく意味のない音です。

これはパブロフの「ベルの音」と同じですね。

クリッカーを使ったトレーニングを行う際には
まず初めに「クリッカーの音を鳴らしたらおやつを与える」ということを繰り返します。

これはパブロフの「ベルが鳴るたびにご飯をあげた」ということと同じです。

こうすることで犬に「クリッカーの音=おやつがもらえる合図」だと学習させ、
クリッカーの音が「古典的条件付け」されます。

この古典的条件付けという前準備が出来てから
初めてクリッカーの音は「条件性強化子」として活躍できるのです。

つまり古典的条件付けを行わないとクリッカーの音はただの音ということですね^^;

古典的条件付けを行うことによって、魔法の音となったクリッカーの音は
犬のトレーニングの際に非常に強力な「条件性強化子=ご褒美」になります。

続いてクリッカーを使って何か行動を教える際には
犬がその行動を自発的に行うごとにクリッカーの音を鳴らして
その行動を強化していきます。

これは「オペラント条件付け」の
自分にとって「良いこと」や「楽しいこと」は繰り返し行うようになる
という原理を利用しています。

クリッカートレーニングはこのように犬の行動理論に基づいて
しっかりと考えられたトレーニングということですね(^o^)

古典的条件付けについてお分かりいただけたでしょうか?
ちょっと難しいですが(私もちょっと頭が痛くなってきます(笑)
理解が出来ると犬の行動にとても納得がいくと思います。

さて、続いてはもう一つの条件付け「オペラント条件付け」について
さらに詳しく学習していきましょう(^ー^)b



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