犬に牛乳をあげても大丈夫なの?乳製品と犬の関係
2011 / 07 / 06 ( Wed )
milk.jpg犬が大好きな物の一つ、牛乳。

犬が食べてはいけない物についての記事でも触れたように
牛乳はあまり与えない方がいいと言われます。

しかし一方で人の10倍もカルシウムを必要とする犬にとって
牛乳は貴重なカルシウム供給源!という意見もあります。

「うちの犬は平気だから」と普通にあげている方も多いですね。

さて、一体何が正しいのでしょうか?

今回は犬と牛乳の関係についてお話します。

犬が牛乳を飲むとおなかが緩くなるメカニズム


牛乳は成分的に見ても
  • 乳蛋白
  • 乳脂肪
  • 乳酸カルシウム
  • ビタミン
  • etc…
と、非常に栄養素の高い飲料です。

中でも牛乳に含まれる乳酸カルシウムは体に吸収されやすい
効率の良いカルシウムなので
下痢をしなければ牛乳は良いカルシウム供給源となります。

そもそも犬に牛乳は良くないという大きな理由は
玉ねぎの様に中毒を起こすなどではなく、
“下痢をすることが多い”からです。

そして下痢の原因は牛乳に含まれる「乳糖」にあります。

乳糖は人間の母乳にも犬の母乳にも含まれています。

子犬は母犬の母乳を飲んで育つため、
子犬の時期にはこの乳糖を分解する
ラクターゼ(乳糖分解酵素)を持っていますが、
母乳を飲まなくなる成犬になるにつれ、
この酵素が減っていきます。

すると乳糖に対して耐性がなくなるため
成犬になるとお腹を壊しやすくなるのです。

これを「乳糖不耐症」と言います。

人でも牛乳を飲むとお腹がごろごろするという方がいますが、
これも上記の乳糖不耐症が原因です。

しかしこの乳糖不耐症はアレルギーではないため、
体の許容量を越さなければ症状が出ません。

ただ個体によって許容量は違うため、
その子によって少量でも下痢をしたり、
たくさん飲んでも下痢をしなかったりという差が出てくるのです。

また継続的に牛乳を与えている子は
乳糖分解酵素を維持できる場合もあるようです。

安心して犬に牛乳を与えるには・・・


ではこの牛乳、結局与えていいのか?というお話になりますね。

結論としては

与えても問題はないが、ウンチの様子をしっかり見る。
 最初から大量には与えない


ということです。

少量与えて問題がなければその程度の量は与えても問題はありませんし、
少量与えただけで下痢をするようなら乳糖に対して相当耐性が低いため
与えることは避けた方が良いでしょう。

また、冒頭にもお話ししたように、人にもこの乳糖不耐性はあります。
そのため、実は「乳糖が少ない牛乳」も作られています。

与えるのならこういった乳糖の少ない物や
ペット用の牛乳を与えるのも良いでしょう。

ヨーグルト(無糖)やチーズ(ペット用の低塩分の物)などの乳製品は
製造過程でほとんどの乳糖が分解されるため牛乳で下痢を起こす子も
問題なく食べれることが多いようです。

ちなみに良質のドッグフードを与えている場合は
カルシウムもしっかりと配合されていますので
牛乳のカルシウムを無理をしてまで摂取させる必要性はありません。

牛乳はあくまで補助的&犬へのご褒美などとして
与える物という認識で良いでしょう。

また、暑いこの時期はお皿に入れておくとすぐに悪くなるので
注意してください。

美味しそうに牛乳を飲む愛犬の姿はなんだ嬉しくなってしまいますが
愛犬の体調をしっかり見てあげてくださいね。




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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

14 : 07 : 32 | 犬の健康管理 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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