ミックス犬ってなんだろう?~日本で流行りのミックス犬たち~
2011 / 09 / 30 ( Fri )
前回ミックス犬ってなんだろう?~目的を持って作られたミックス犬~の記事で
一代ミックス犬について触れましたね。

今回は日本で現在流行っているミックス犬についてお話しします。

日本で現在流行っているミックス犬の多くは
ラブラドゥードルの様な目的があって作出されたミックス犬ではなく

「○○と○○をかけ合わせたらより可愛い犬が出来るに違いない!」
「○○と○○をかけ合わせたら個性的な犬が出来て面白いだろう!」

というような好奇心から生まれ、徐々に広がり、
純血種と同じようにショップに出回るようになってきました。

(すべてのミックス犬がそうとは限りませんが)

例えば
チワワ×ダックス=チワックス
マルチーズ×プードル=マルプー
ダックス×プードル=ダップー
などなど・・・

これらの名前はただ一般名称化されている名前であるだけで、
犬種としては存在しません。

ラブラドゥードル(オーストラリアン・ラブラドゥードル)も
JKCでは未公認犬種です。

これらのミックスは容姿重視で交配されていることが多く、
各犬種の特徴を持った姿はとても可愛らしいですね。

個性的という面では確かに純血種とは違う楽しみがあります。

しかし、これらのミックス犬たちは計画的に繁殖されている純血種や
何代にも混ざったミックスとは違いいくつかの問題点があるため
それらの理解が必要です。

以下はミックス犬に対して反対をする意見ではありませんが、
これからミックス犬を飼おうとしている方には
ぜひ考えて欲しいことです。

  • 遺伝性の疾患などが増える場合がある
  • 個体の安定性が低い
  • 乱繁殖されているケース
  • 血統書が存在しない

遺伝性の疾患などが増える場合がある


純血種は同じ種をかけ合わせるので近縁になりやすく、
そのため遺伝的な疾患が増えやすいという問題があります。

ミックスの場合は違う種類同士をかけ合わせることにより、
遺伝病になるリスクは減ると考えられますが、
逆に同じ疾患を持つ犬種同士をかけ合わせてしまったりすると
遺伝疾患や欠点が増えることも考えられます。

純血種同士でも言えることですが
同じ欠点を持つ犬種同士をかけ合わせたりしてしまうと
その欠点は出やすくなります。

また、体格の違う犬種同士をかけ合わせると
体のサイズと内臓のサイズが合っていないことから
成長後体に不具合を起こしやすいという話もあります。

個体の安定性が低い


大きさや性格は純血種の場合はある程度固定されています。

しかし異なる種類が掛け合わされるとその安定度は低くなり、
どのような子になるかはわかりません。

飼育する際にはそれも面白いことの一つになりますが、
安定されていないということは、繁殖の際には問題になります。

安定性がないということはどのような子が生まれるかもわからないのです。

ショップに並ぶ子というのはその繁殖された子の中で可愛い子が並びます。
しかし中には予想とは違う容姿で生まれて来る子もたくさん出ます。

はたしてそれらの子がどうなっているのか・・・?

こういった話も問題視されているという事を頭に入れておいてください。

乱繁殖されているケース


ミックス犬はサイズの違う犬種同士をかけ合わせることがありますが、
母犬が小さい種類で、父犬が大きい種類の場合は
母犬に大きな負担がかかることがあります。

可愛い子、変わった子を産ませるために
無理な繁殖がされている場合もあるのです。

これは純血種同士の繁殖でも言えることですが、
モラルのないブリーダーによる乱繁殖は大きな問題となっています。

血統書が存在しない


ミックス犬には当然ですがJKCなどの公認の血統書が付きません。
(中には発行してくれる団体もある?ようですが・・・)

血統書というのはその子に関わる情報がたくさん明記された証明書です。
純血種は血統書によりこの情報が管理されています。

血統書がないということは母犬や父犬、
犬舎名(繁殖者)もわからないということ。

そのため安易な繁殖が可能なので繁殖に適していない犬が繁殖に使われたり、
素人・無免許ブリーダー、悪徳ブリーダー等の増長にも繋がっていると言われます。

ミックス犬を購入する場合は
両親犬を見学できる、繁殖場所を見学できるところが良いでしょう。

純血種にもミックスにも言えることですが、信頼できるブリーダーの元から購入すること
何よりも大切です。

どんな種類の子でも愛情を持って


もちろん生まれてきたミックス犬達、ミックス犬を飼育する人に罪はありません。
作出に当たりその背景が不透明で安易な場合が多いことが一番危惧されています。

病気をしにくい、と言われて飼った子だって病気をすることもあります。
反対に虚弱と言われたのに長生きすることもあります。
生まれた環境がどんなところでも、どう育っていくのかわからないのです。

純血種でも雑種でもミックスでもデザイナーズドッグでも・・・
すべて私たちの素晴らしいパートナードッグであることには変わりありません。

どんな出会い方でも出会えたことは一つの奇跡です。
何があっても、責任を持って終生飼養し、彼らを幸せにしてあげたいものですね。



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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

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