犬の“警戒心”について
2011 / 10 / 14 ( Fri )
keikai2.jpg子犬の頃はどんな人や犬にも懐っこかったのに、
成犬になるにつれ警戒心が芽生えてきた・・・
なんてことはありませんか?

今回は警戒心についてお話します。

警戒心とは


警戒心とは“危険な事柄を事前に避けるために持ち合わせている動物の本能”です。
危機回避のための、生きて行く上で必要な本能と言えますね。

例えば多くの野生動物では警戒するとすぐに逃げ出したり、
警戒の姿勢を取ったりし、危機回避を行います。

一方天敵のいない地で生息していたアホウドリは警戒心が薄く、
乱獲され数が減ったと言われます。

犬にも当然警戒心があり、この警戒心は古くから番犬、護衛等に役立ち、
人間のパートナーとして共存する理由の一つにもなりました。

しかし現代ではこの警戒心は問題行動の一つにもなってしまいます。

犬は警戒対象を避けるために、
吠えたり、唸ったり、逃げたりしますね。

特に問題にされるのが警戒吠え。
警戒吠えのトレーニングは
来客に対する犬の警戒吠えの2つの対処法」を参照ください。

子犬、特に社会化期と呼ばれる
生後3か月までの間は物事に対して警戒心を抱きにくい性質を持っています。
この時期に色々なこと、人、犬に触れさせ、慣れさせることにより
警戒しなくても良い物・事柄を学習します。

しかし元々警戒心は潜在的に持ち合わせているので、
成長するにつれ少しずつ警戒心が出てきます。

私達人間も子供の時は知らない人に
声をかけられたらついていってしまう事がありますが、
大人になるとついては行かないし、警戒心が働きますよね。

なので、警戒心が出てきた!というのは問題ではなく正常な成長であると言えます。

ただ、何かに不安を感じる程度なら問題ないのですが、
過度に吠えたり唸ったりし出すと犬としては正常でも
人間社会では問題行動とされてしまいます。

子犬の時期は後の警戒心を減らすために社会化をメインにし、
成長するにつれトレーニングを入れて行き、
警戒心をコントロールしていきます。

警戒心が出やすい犬種


警戒心が強く出やすい犬種は、
  • 警備犬
  • 護衛犬
  • 番犬
等の仕事をしていた犬種になります。

古くから番犬として飼われてきた柴犬
警備犬として飼われてきたドーベルマンシェパード
羊の護衛犬として飼われてきたピレニーズなどは
警戒心が強く出やすいです。

警戒心がなくてはお仕事になりませんから、当然と言えば当然ですね。

大きさで言うと小さい犬の方が周りの物が大きく見えるので
警戒心が出やすいと言われます。

警戒心が出にくい犬種


逆に警戒心が出にくい犬種の代表はラブラドールゴールデンなどのレトリーバー種です。
人や犬に対して友好的で、番犬には不向きとさえいわれます。

この警戒心を抱きにくいという性質は盲導犬に向いているため、
レトリーバーは多く盲導犬として活躍しています。

盲導犬が周囲に警戒心を抱いていたら、安全に歩けないですよね。


しかし犬種の持ち合わせる性質と各個体の性格が作用するので
必ずしもすべてのレトリーバーが警戒心が低いわけではないですし、
逆もまた然りです。

同じ家庭で同じように育ててもけして同じような子に育たないのと同じ。

どんなにいい犬でも社会化やトレーニングをしなければ
何に対しても不安や警戒を抱く子になるかもしれません。

結局は「警戒心」がいつ出ても対処できるように、その子の警戒心と向き合って
しっかりトレーニングやコミュニケーションをすることが大事と言えます。



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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

10 : 41 : 43 | 犬との生活 | コメント(6) | page top
コメント
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ごぶさたしていますー^^;
今回の記事はまさにうちの2ワンのことですね?!(笑)
最近、しつこく吠えると口輪してます。(手作りの・・・^^;)
でもですねー・・口輪したまま寝ちゃうんですけど・・・。(長男)
次男は牛乳パックを口の大きさに切って張り合わせたものを口にスポッとするだけで
固まります(笑)
これって、効果あるんでしょうかねー?って思いながら様子観察中です^^
by: KUREHA * 2011/10/14 19:24 * URL [ 編集 ] | page top
--車の中での無駄吠えについて--

はじめまして。
ブログのお友達から紹介されて、
訪問させていただきました。
実は、ミニチュアダックス9歳♂の事で
困っております。
内容は、車に乗るのが大好きなんですが、
乗ったら到着するまで、
ずっと吠え続けているんです。
興味を他にいくようにと思って話しかけたり、
思いつく方法をやってみましたが、
効果ありません。
何時頃からと言われても、
実は3歳から急に同居する事になり、
小さい時の事は解りません。
なるべく一緒に楽しく出掛けたいので、
よろしくお願い申し上げます。
by: ユーチャン * 2011/10/14 20:25 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

>>KUREHAさん
お久しぶりです^^
口輪ですか。口をコントロールするというのは
犬にとって体全体をコントロールされているような物で
物理的に吠えられないのと、このコントロール力でだいぶ大人しくなっていると思います。
ジェントルカラー等のヘッドカラーもこういった原理です。
吠えないきっかけ作りとしては良いと思います。

しかし大事なのはその後の対応です。
口輪を付けたまま以前と同じ吠える状況を作り、
吠えなかったら褒める、を続けて、
口輪を外した時に吠えなかったら褒める・・・という事を繰り返します。
新しい状況+対応があればわんこは変わっていきます!^^
by: meg * 2011/10/17 10:01 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: 車の中での無駄吠えについて--

>>ユーチャンさん
初めましてこんにちは^^
車の中で吠えてしまうという子、とても多いです。
やはり楽しい所に行けるという事でテンションが上がったり、
景色が動くので興奮してしまったりするようです。

今わんちゃんはどのような状態で車に乗っていますか?
もしフリー状態で乗っている場合は下記の記事ようにハウス(キャリー)に入れてください。
>>犬を車に乗せるときの注意点
http://wankoukiuki.blog106.fc2.com/blog-entry-60.html

キャリーの様な狭い所に入るとわんこは落ち着きやすいです。
合わせてハウストレーニングを行っておくと大人しくいられます。
>>犬に楽しくハウスを教える方法
http://wankoukiuki.blog106.fc2.com/blog-entry-61.html

ハウスに入った状態で、長く食べることのできるガムや
コング等のおもちゃを入れてあげて、車に乗せるようにすると
周りに興味も行かずハウスでおとなしくいられると思います。
気になるようならハウスに布などをかけてあげます。

9歳という事で根気入ると思いますが
まずは短い距離のドライブから慣らしてみてください^^
by: meg * 2011/10/17 10:31 * URL [ 編集 ] | page top
--管理人のみ閲覧できます--

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2011/10/18 14:09 * [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

>>ユーチャンさん
こんにちは^^
なるほど、過去にそんなことがあったのですね。。。
キャリーにいいイメージがないと最初は難しいと思います。
なのでご飯をあげる時にご飯をキャリーの中で食べさせてあげたり、
最初はキャリーの上部を取って閉塞感を与えないようにしたり
工夫をしてみてください。
決して無理やり入れないようにしてください。
慣れてしまえばキャリーは、わんこにとって安心できる場所になります。

目が見えないということなので尚更安心できる場所は必要かもしれませんね。
おやつを使う際はご飯を減らしたり、その日のご飯の一部をおやつに使ってみたり
カロリー調整すれば大丈夫です。
どうぞお試しください^^
by: meg * 2011/10/18 14:22 * URL [ 編集 ] | page top
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