祖先はオオカミ?犬の起源に関する3つの説
2012 / 04 / 12 ( Thu )
wolf2.jpg犬の祖先については
昔からいろいろな説が飛び交っていました。

犬(以下イエイヌ)が誕生したのは1万4000年前と言われます。

これは2002年にミトコンドリアDNAの解析により推定された年数ですが実際にはもっと前から存在していたとも考えられています。

イヌ科動物は大元をたどると「トマークタス」という祖先に辿りつきます。

このトマークタスがさらに何本も枝別れをして
オオカミ、ジャッカル、コヨーテ・・・というように
色々なイヌ科動物へと進化していくわけです。

この進化の過程でどのイヌ科動物を基準にして
どのようにイエイヌは誕生したのか。

それが今回のお話になります。

以前よりイエイヌの祖先は3つの説が主流となって研究されてきました。
  1. オオカミが祖先説
  2. ジャッカルが祖先説
  3. 原始的なイヌが祖先説

①オオカミが祖先説


一つ目はオオカミが直接の祖先という説。

オオカミの中でも人に慣れやすい個体や子オオカミを人が馴致し、
家畜化していき、イエイヌが誕生したという考えです。

②ジャッカルが祖先説


二つ目はイヌ科の動物ジャッカルが祖先という説。

イヌの性格や行動がジャッカルに似ている事から
動物行動学者のローレンツ博士が主張していたのですが、
現在では否定されています。

③原始的なイヌが祖先説


三つ目はオオカミやジャッカル以外の原始的なイヌ科動物が
祖先という説。

すでに絶滅した原始的なイヌからイエイヌに進化したという説ですが
この原始的なイヌという物の化石が発見されていないため
確証は持てていません。

以上から考えると最も有力なのは①のオオカミが祖先説ですね。

この説が一番浸透している様に
「犬はオオカミから進化した!」と言われてきましたが、
最近ではDNAの研究によりオオカミを直接家畜化したのではなく、
「イエイヌはオオカミの亜種と考えられる、
またはオオカミの亜種から進化したという説」
が有力なようです。

正確にはヒトがサルから進化した、とは言わないように
イヌもオオカミから進化したとは言わないようです。

まだまだイヌの祖先については研究されており
数年で説が覆されたりします。

オオカミ以外の亜種がしっかりと判明してくるかもしれません。

しかし現在のイヌとオオカミのDNAはイヌとジャッカルのDNAよりも近いものであるため
イヌとオオカミは近い動物であるということだけは確実と言えそうです。



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テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

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