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人と犬の安全を守るための「口輪」について
2018 / 08 / 15 ( Wed )
犬の口輪についてどんなイメージがありますか?
付けられている犬に対して「怖い」「可哀想」などの
感情を持つ人がほとんどではないでしょうか。

しかし、口輪は効果的に使えば
犬の飼育の中で非常に役立つ道具です。

今回は犬の口輪についてお話しします。

犬の口輪とは?


口輪は犬の口吻(マズル)を囲むことで、口を開けることができないようにする道具であり、
噛み・吠え・拾い食いなどの防止に多く利用されます。


バスケット型の物、メッシュ型の物、ワイヤー型の物など
たくさんの種類があります。

口輪の中は隙間があり、パンティングできたり、水を飲めるものがほとんどです。

最近ではアヒルの口を模した形状の物などもあり、
見た目がコミカルな容姿になることから、
一般の飼い主さんも日常的に使いやすい物もあります。

口輪を使用した方が良い時


口輪を特に使用した方が良い場合が「噛む」時です。

吠えや拾い食いの防止にももちろん使用できますが、
噛む場合は「すぐに治すのが難しい」「人がケガをする可能性がある」ため、
安全上の理由から下記の場合は使用をお勧めします。
  • 動物病院での診察時に噛んでしまう時
  • トリミングで噛んでしまう時
  • 家庭でのケア中に噛んでしまう時
  • 強い噛み癖を治すトレーニングを行う時

口輪を使用した方が特に良いのが
「動物病院での診察」「トリミング」「家庭での(爪切りなどの)ケア」です。
理由としては噛まれるとその後の作業に影響したり、
飼い主さん以外の人にも迷惑をかけてしまうからです。

これらの場合口輪を付けることで作業がスムーズに行き、
結果的に人も犬も負担が減ります。

家では人を噛まなくても、病院などでは普段と違う特殊な状況から
人を噛んでしまう子は多くいます。

飼い犬を管理するのは飼い主さんの責任ですので、
人を噛んでしまう可能性のある子はあらかじめ口輪をするとよいです。
(※噛む犬であっても口輪はしなくても良い、
という獣医さんやトリマーさんもいるので診察前に確認をするのも良いでしょう)

また、口輪を付けると「噛む」行為が物理的にできなくなるので、
強い噛み癖を治すときに口輪と皮手袋がよく使われます。

噛み癖を治す際には犬が噛むことによって、
犬にとっての嫌なこと(例えば人の手)が去ったと学習してしまうと、
噛み癖が強化されてしまうことがあります。

しかし口輪を使うと犬は噛むことができないので、
人が手を離すことがなくトレーニングができます。
(※ただし噛み癖矯正に関して、このレベルの強い噛み癖の場合は、
飼い主さんで対処せず専門家に相談した方が良いです)

口輪はあくまで補助的な使用!


便利に見える口輪ですが、あくまで問題行動を一時的に抑える物であり、
犬への負担から長期的な使用には適していません。

何故吠えてしまうのか、噛んでしまうのか、拾い食いをしてしまうのか…
犬の問題行動には理由があります。
犬が問題行動を起こす理由は
ストレスやコミュニケーション不足など犬からのSOSでもあります。

それを無視して口輪をし続けることは、
犬にとって良いことではありません。

吠え癖も、噛み癖も、拾い食いも、
すべてトレーニングで治したり、軽減することができます。

根本的な解決を行うためには、原因を突き止めて、
しっかりとトレーニングを行っていきましょう。

口輪を使用する際の注意点


口輪を使用する際の注意点は下記の3つです。
  • 無理矢理装着せず、短時間から
  • おやつを使って慣らす
  • 口輪に悪いイメージを付けない

まず、最初に口輪をつける際には
無理矢理装着はしないで、短い時間から始めます。

最初から装着はしないで、まずは口輪の部分からおやつを入れて
食べさせたり、紙コップなど口輪と似た形の物におやつを入れて、
「マズルを筒状の物に入れる」ことから慣らすのも良いです。

警戒心の強い子や普段から噛み癖のある子の場合は
特に慎重に行う必要があります。

口輪を付けた後に苦手な爪切りや、病院に連れていかれたなどが続くと
口輪を見ると逃げたり、唸ったり、装着させてくれなくなることがあります。

そのため、口輪を付けた時に遊ぶなど良いイメージも付けるようにしましょう。

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テーマ:しつけ・トレーニング - ジャンル:ペット

17 : 00 : 00 | しつけ全般 | コメント(5) | page top
コメント
--承認待ちコメント--

このコメントは管理者の承認待ちです
by: * 2018/08/28 13:27 * [ 編集 ] | page top
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2018/08/28 14:25 * [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

>>ナッツさん
こんにちは!(コメント非公開でお話しますね^^)
とてもお詳しいですね!
実際ハウンド系のわんこはどうしても狩猟本能が出てしまうので
口輪をして安全確保してドッグランを走らせていたり、
口輪は噛みや吠え以外にも色んなことに利用できるんですよね。
お鼻がすりむけてしまう防止は初めて聞きましたが、
上手に飼い主さんが利用されているんですね~
エリザベスカラーの鼻版みたいな感じですね^^

どうしても世間的に「口輪=かわいそう」や
「口輪=怖い」などいいイメージがないので
(実際やはり噛みつく犬用が多いとは思うので仕方ないとは思うのですが)
犬や人を守るための理由があって付ける側に、
嫌な言葉が届かないようにイメージを少しでも変えて行ければなあと思います。
by: meg * 2018/08/29 15:21 * URL [ 編集 ] | page top
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by: * 2018/08/30 18:21 * [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

>>ナッツさん
そうなんです、本能的な行動の予防としては、本当に必要だと思いますからね~^^
イメージを変えるためには、しつけ上間違った使い方をしないことはもちろんなのですが、
アヒル口の物や可愛い柄の布でできている物など、
可愛く使いやすい物が出来てきているのも良いことだと思います!^^
by: meg * 2018/09/05 11:18 * URL [ 編集 ] | page top
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