小さな子供に対してのみマウンティングする犬の対処法
2010 / 09 / 16 ( Thu )
以前のエントリであげたマウンティングですが、
知り合いの方から下記のようなご相談をされたので、
別のエントリとして取り上げてみます^^
<ご相談内容>
「家族内の誰にもマウンティングをしないのに、
友人の2歳の子供にだけマウンティングをします。
どうしたら止めさせることが出来るでしょうか?」
    <ご相談のわんこプロフィール>
  • 犬種:ミニチュア・ダックスフンド
  • 性別:オス(未去勢)
  • 年齢:2歳
  • 飼育環境:サークルメインの生活でときどきフリーにして遊ぶ&お散歩
  • 性格:飼い主さん家族に対しては反抗的な態度はなし。
         問題行動も特に見られない。
        人懐っこいが落着きはない方。吠えはなし。

まず、このマウンティングの問題で考えられる原因は
  • 人好きなのでお客さんが来ただけで嬉しくて興奮してしまう
  • 小さな子供に対して人として捉えられず、興奮してしまった
  • サークルメインの生活なのでフリーにした際に興奮してしまう
の3つが考えられ、
「遊びの延長などで興奮した際に起こるマウンティング」と考えられます。
見事に興奮しやすい環境が揃っているということですね。

対処法ですが、
マウンティングの相手が2歳のお子さんなので、
「マウンティングされそうになったら無視をしてね」と伝えても
理解ができないため無視作戦はしません。

今回は 
  • 「興奮させにくい環境作り」
  • 「オスワリをしたらおやつがもらえる」
の2つをメインとして実践していきます。

興奮させにくい環境づくり


まず、サークルメインでの生活ということですので
サークルから出た瞬間というのはこのダックスちゃんにとっては
興奮が一番爆発しやすい時間です。

サークルから出ること自体が「興奮」の元と考えられますので、
興奮を抑えるためにもサークルから出す際にはリードを使って出し、
一度落ち着かせてオスワリなどをさせてからフリーにして遊ばせるようにします。

また、遊んでいて興奮して来たらクールダウンのために一度リードで動きを制御したり
サークルに入れたりして興奮させすぎることを防ぎます。

ドッグランに入る際、興奮してきた際もこのクールダウンを行いますね。
>>参考:ドッグランでルールやマナーを守ろう!

これを普段から行うようにすると興奮しにくいわんこになっていきます^^
家の中なのにリード?と思われるかもしれませんが、
興奮を抑える、ワンちゃんを制御するためにはリードは重要な役割を果たします。

そして人が好きで小さいお子さんが家の中に来る!ということで
さらに興奮の相乗効果がかかりますので、
お子さんと会う時は必ずリードをするようにしましょう。
maunt2.jpg
「小さな子供」というのはわんこにとっては
実は飼い主さんと同じ人間とは思えていない場合があり、他の人にはしないような態度を取ってしまうことがあります。

子供も、大人と違い突拍子のない行動をとったりしてしまいがちです。

ですので「わんこと子供」が二人になるような状況は避け、必ず大人の管理下で遊ばせてあげるようにしましょう^^

オスワリをしたらおやつがもらえる


さて、飛びついてマウンティングすることが楽しくなっているダックスちゃんに
マウンティングよりもっと褒められて楽しいことがあることを教えます。

お子さんには「おやつをあげる」ということだけをしてもらいます。
おやつを与えるときはおやつを持っている手を
グーからパーで与えると歯が当たりにくいです。
指先で持つと指に歯が当たるので注意しましょう。

さて、ダックスちゃんにリードをつけ、短めに持って
おやつを持ったお子さんのところに行きましょう。
お子さんにはその場でじっと待ってもらいます。

ダックスちゃんはおやつとお子さんを見て興奮するでしょう。

マウンティングをしようとしたらリードを引くorUターンをするなどして
お子さんから放します。
マウンティングをしようとしなくても
とにかくバタバタと興奮していたら引き離し、

「子供を見て興奮したら良いことが遠ざかる」ことを学習させます。

そして少しでも興奮しないで向かい合うことが出来たら
お子さんにおやつをあげるように言ってあげます。
また、飼い主さんの方からも褒めておやつをあげます。

この時はまだオスワリをしなくてもOKです。
今後、おやつをあげるタイミングを「自発的にオスワリをしたとき」や
「オスワリを指示でさせておやつをあげる」ように少しずつ変えていきます。
オスワリは「落ちつく」格好なのでマウンティングを防止しやすいです。
繰り返し行うと

「子供を見たらオスワリをすると飼い主さんと子供の両方からおやつがもらえる」

と覚えるので、オスワリをして落ち着く回数が増えます。

しかし、ダックスちゃんもお子さんもトレーニングに飽きるのは早いです。
上手に出来たらすぐに切り上げて、サークルの中でコングのおやつをあげたりして
一緒の空間にいても落ち着いていられるという時間も作れると良いでしょう。

マウンティングの経験を積ませないためにも、繰り返し良い経験をさせるようにしましょう。

慣れてきたらオフリードにして様子を見てみてください。

ダックスちゃんもまだ2歳のやんちゃ盛りなので
年齢とともに少しずつ落ち着きは出てくると思います。
このトレーニングを行って、少しでも早く落ちつけるようになると良いですね。



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